ゲームが子供に与える良い影響について ゲームをして育った大人が考えてみた
どうも、よねです。
子供はとにかくゲームが好きですよね。
ポケモンや、妖怪ウォッチなどのゲームを買ってくれと何度も言われている親御さんは多いのではないでしょうか。
その一方ゲームが子供に与える悪影響を心配している方も多いかと思います。
ぼくは、現在20代社会人です。
幼少期のときからゲームをして育った、いわゆるゲームっ子です。
周囲の人と比べるとゲームをしている時間は長かったですが、ニートや社会不適合者などにはなっておらず、普通に会社に勤めて働いています。
ぼくは主張したいです。
子供にゲームをさせることにはたくさんの良い面があることを。
ゲームから多くのことを学べることを。
この記事ではゲームが子供に与える良い影響や、ゲームからも学ぶことができることを書いていきたいと思います。
興味がある方はぜひ読んでみてください。
ゲームから学べること
文字・言葉の学習
出典:https://www.youtube.com/watch?v=lcmOuDW0oks
ゲームを進めるには文字、そして文章を読むことが不可欠となります。
ドラクエなどのRPGは文章を読んできちんと理解することができないとゲームを進めることはできません。
王様から「西の森にいる暴れ馬を捕まえてほしい」と言われると「西」という方角をきちんと理解して、キャラクターを左の方向にある森に進めていく必要があります。
四則演算
出典:https://www.nintendo.co.jp/
ファイアーエムブレムのようなシミュレーションゲームでは、自分と敵のHP、攻撃力などをもとに計算を行います。
引き算をすることができれば、自分の攻撃力が10、相手のHPが10の場合、相手を倒すことができることが分かります。
論理的思考力
ファイアーエムブレムのゲームでは自分が攻撃をすることで、相手からも攻撃を受けて
しまう可能性があります。
実際のゲームシステムはもっと複雑なのですが、ここでは簡略化して自分が攻撃をすることで相手からも必ず攻撃を受けてしまうと仮定します。
例えば、味方と敵のHP、攻撃力が以下のようなものだったとします。
味方1 | 味方2 | 敵 | |
---|---|---|---|
HP | 20 | 20 | 10 |
攻撃力 | 5 | 10 | 10 |
味方1だと2回攻撃をしないと、敵を倒すことはできませんが、味方2だと1回の攻撃で倒すことができます。
2回攻撃をする必要がある味方1は同時に、敵の攻撃を2回受けてしまうのでHPが0になって負けてしまいます。
そのため、味方2で攻撃するのがベストだと論理的に導き出すことができます。
問題発見・解決力
ストリートファイターのような格闘ゲーム。
一見何も学ぶことができなさそうですが、問題発見力、解決力を身に着けることができます。
ストリートファイターは勝ち負けのあるゲームです。
ゲームをプレイしていると自然と「勝ちたい」と思うようになります。
勝つためには自分がどうして負けてしまうのかを考察することが大切になります。
まず、自分がどうして負けてしまうのかを知る。そして自分の負けパターンから勝つための方法を導き出す。
という流れです。
ストリートファイターを知っている向けに以下に具体例を書きます。
自分の負けパターンを考察していると、波動拳をジャンプでかわされたときにダメージを受けて負けていることがよくあると気づく。 ⇒ 問題発見力
波動拳を出さずに対空技を出ようにする。勝率が上がる。 ⇒ 問題解決力
という具合です。
美的・音楽センス
PS4をはじめ、最近のゲームは映像が綺麗です。
キャラクターはマリオから初音ミクまで魅力的なものが多いです。
すると自然と美的センスが磨かれたり、自分で絵を描こうという気持ちが芽生えてきます。
ゲーム中のBGMも凝ったものが多いです。
パソコン一つあれば自分で作曲できる時代なので、音楽的な才能をしっかり開花させてあげることができます。
根気強さ・集中力
「eスポーツ」という言葉を聞いた方がいるかもしれませんが、格闘ゲームをはじめとする対戦ゲームは、近年スポーツとして捉えられています。
何度負けても挑戦し続ける根気強さ、極限状態で対戦相手を打ち負かそうとする集中力など、一般的なスポーツから得られるものと全く同じものをゲームからも得ることができます。
親にもっとこうしてほしかった
ゲームから得られるものをいくつか紹介しましたが、最後にぼくの実体験として、子供時代にゲームをしていてもっと親にこうしてほしかったということを書きます。
それは一緒にゲームをプレイしてほしかったということです。
先ほど例として取り上げたドラクエの「西の森にいる暴れ馬を捕まえてほしい」と王様から言われるシーン、実際子ども時代のぼくはどこに向かえばよいかわかりませんでした。
そのため
何をすればよいか分からない。 ⇒ ゲームが面白くない。 ⇒ ゲームに飽きる。
という負の連鎖により、何も得られずにゲームを飽きてしまいました。
あの時もし親が一緒にゲームをプレイしていて、西に向かうということ、つまりゲーム上で左の方角にある森に進めばよいことを教えてくれていれば、ぼくはゲームを進めることができたでしょう。
子どもはゲームを楽しむこと言葉を覚えることもでき、親は子供とコミュニケーションが取ることができて、いいこと尽くしなのではないかと思います。
子供におすすめゲームソフト
以下の記事で子どもでも楽しめるおすすめゲームソフトを紹介しています。
子供にゲームをさせてみようと思った方は是非チェックしてみてください。