『鉄拳7』 評価/レビュー 鉄拳ナンバリングシリーズとして順当なパワーアップ!!
3D対戦格闘ゲーム「鉄拳」シリーズの最新作、鉄拳7が家庭用ゲームソフトで先日発売されました。
アーケード版で鉄拳7の登場から2年以上経過していますが
家庭版の発売を待ち焦がれていたファンも多いのではないでしょうか。
この記事では、ゲームシステムの全体的な紹介や、プレイしてみて良かった点、悪かった点、感想などを紹介しようと思います。
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三島親子の総代な喧嘩に終止符
鉄拳7では、ながきに渡る三島親子の喧嘩に終止符が打たれます。
出典:https://www.jp.playstation.com
ストーリーモードでは、 キャラ固定ではなく、チャプターに応じたキャラをプレイしていきます。子供時代の一八をプレイすることもできます。
谷底から突き落とされても生きている平八。
火山に突き落とされても、よみがえる一八。
そんな三島親子の物語の結末をぜひ楽しんでください。
今作のバトルシステム
ストーリーの次は、バトルシステムの紹介です。
まず注目すべきなのは、体力が低くなると入るレイジ状態。
この状態ではレイジアーツ、レイジドライブの2種類の行動ができるようになります。
レイジアーツは一撃必殺技です。
一撃で三割近いゲージを減らすことができる強力な力を持っています。
格ゲーは相手の行動の選択肢の読みあいが勝負のカギを握るので、このシステムによる戦略の変化は大きいですね。
オフラインの充実
鉄拳7はほかの格ゲーと比べて、オフラインのモードが充実しているのが魅力です。
難易度を最も低くすると、パンチボタンだけで爽快なコンボが出せます。
また、必殺技をワンボタンで出すこともできるので初心者でも爽快なコンボを決めることができます。
プラクティスモードは、鉄拳シリーズらしく相変わらず使い勝手がよいです。
サンプルコンボの10連コンボはシリーズおなじみですね。
コンボを画面上に表示しておけるのも、効率的な練習の手助けになります。
トレジャーバトルでは、カスタマイズアイテムを集めることができ、やりこみがいがあります。
スピードが速くなったり、2倍以上のダメージを受けたりと、特殊バトルも楽しめます。
オンラインの豊富なモード
オンラインでは4つのモードを選択して遊ぶことができます。
段位を競い合うランクマッチ。
ダブルエリミネーションモードも用意されているトーナメントモード。
段位が変動せず、気楽にプレイできるプレイヤーマッチ。
対戦相手を自由に検索して遊べるクイックマッチ。
オンライン対戦に必要なモードはすべて整っているという感じがします。
オンラインの快適さについては、現在ではマッチングが上手くされなかったりと、ストレスを感じてしまうことがあります。
試合開始までに30秒ほどかかることや、画面上は入室可能だが、裏で満員になっていて、それが画面に表示されず入室できないなどなど。。。
まあ、発売直後のオンラインの不安定さは、もはや格ゲーあるあるかと思います。
今後の改善に期待しましょう。
ファンにはうれしいギャラリーモード
個人的な感想
最後に、プレイしてみて個人的な感想を少し。
グラフィックがきれいです。
ネットの感想を見ていると、不満がある方もいるようですが、ぼくはプレイしていて気にならなかったです。
さすが3D対戦格闘ゲームといった感じです。
ちなみにPS4の無印版でプレイしています。
CPU戦もしっかりしているので、オフで一人で遊びたい人にもおすすめできます。
上では紹介しませんでしたが、ムービーからシームレスにバトルが始まる演出や、家庭用の新キャラとしてカポエラーのエディなど、新たに6キャラが使えるようになったのもよかったです。
オンラインが現在は不安定なので、ガチ勢はしばらくアーケード版のほうがいいかもしれません。
オフラインを楽しみたいエンジョイ勢には、今すぐにでも遊んでほしい作品です。
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