新人SEがコーディングをするときに気をつけるべき3つのこと
新人のみなさん、突然ですが
コーディングで苦労していないですか?
ぼくは文系出身で、入社直後の研修でプログラミングを少しだけ習い、配属後に四苦八苦しながらコーディングを担当したのを覚えています。
ぼくは現在2年目の途中です。
最初は苦労したコーディングも、今は自分の力だけで業務を遂行できるようになっています。
そんなぼくがコーディングを担当したときに気づいた、
新人SEがコーディングをするときに気をつけるべき3つのこと
を書きたいと思います。
コメントを書く
コメントを書く理由は色々ありますが、まず新人SEの人は、
次の日に自分でコードを見直したときに、コードの内容が理解出来るようなコメントを書く
ということを意識してください。
コーディングをしているときはコードの意味を十分理解できているかもしれませんが、次の日にコードを見たときに
あれ、このコードは何をしてるんだっけ?
というのはよくある話です。
あと、コメントを書くのは以外と難しいです。
いざコメントを書いてみようと思うと、思うようにキーが進まないと思います。
それは、
コーディングは基本的にコピペ、コードの意味はよくわからないけど、とりあえず動いたから良し
というようにコーディングをしているからです。
コードを理解できるようにコメントを書くためには、コードを理解している必要があります。
コメントを書くことで、自分のコードへの理解度も確認できます。
細かく動作確認
小さく作って、小さく確認する。
コーディングでは基本的な考え方です。
もし100stepコーディングを行ったあとにバグを発見すると、バグが潜んでいる可能性のある箇所は100stepが対象になります。
もし10stepコーディングを行ったあとにバグを発見すると、バグが潜んでいる可能性のある箇所は10stepが対象になります。
どちらの方がバグを見つけるのが簡単でしょうか。
もちろん、後者の10stepの方ですね。
上の話を見て、
10stepごとに動作確認をしていたら時間がかかりすぎるんじゃない?
と思われている方もいるでしょう。
もちろん時間はかかります。作業効率は下がります。
もし、あなたがコーディングでバグを全く埋め込まければ、動作確認を行った時間は全て徒労になってしまいます。
ですがぼくの経験上、
必ずバグは存在します。
特に新人が作ったコードには尋常じゃない量のバグが存在します。
なので、まずは
小さく作って、小さく確認
効率よりコードの動きを一つずつ丁寧に確認することを優先してください。
慣れてくれば動作確認の粒度を下げて、作業効率化をすればOKです。
エラーの内容を読む
新人SEにありがちなこととして、
エラーの内容が読めない。
というのがよりあります。
たしかにエラーの内容ってなんだか難しそうで、読んでも分からなそうですもんね。
ぼくも最初はそうでした。
ですが、
エラーは読みましょう。
というより、
エラーが読めないといつまでたっても成長できません。
そもそもエラーは、
コンピューターが我々にバグの原因となるヒントを教えてくれています。
windows、linux、oracleなど名の知れたもののエラー内容ならgoogleで検索すれば対処方法が出てきます。
あなたの会社で作っているシステムのエラー内容は設計書を見るか、周りの先輩に対処方法を聞いてみるといいでしょう。
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最後に
今回書いた内容はとても基本的なことです。
・コメントを書く
・細かく動作確認
・エラーの内容を読む
みなさんも一度は聞いたことがあることばかりだったと思います。
ですが新人SEは
基本的なことができていない
ことが多いです。
急がば回れ。
基本に忠実になるのが、コーディング力向上の一番の近道です。